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public_html
「public_html」はWebサーバーの公開ディレクトリ。Webサイトのファイルを配置し、インターネット上に公開する設定方法や役割について解説します。
「public_html」は、Webサーバーにおいて、インターネット上に公開されるWebサイトのファイル(HTML、CSS、JavaScript、画像など)を配置するための特別なディレクトリです。Webサーバーは、ユーザーがブラウザから特定のURLにアクセスした際に、この「public_html」ディレクトリ内にあるファイルを検索し、表示します。 **public_htmlの役割** * **Webサイトの公開場所:** WebサーバーにアップロードしたWebサイトのソースコードや素材を格納する場所です。ここに置かれたファイルのみが、外部からアクセス可能になります。 * **URLとの紐付け:** 通常、Webサーバーの設定により、ユーザーが入力したドメイン名(例: `yourdomain.com`)やサブドメイン名(例: `blog.yourdomain.com`)に紐づけられています。例えば、`yourdomain.com/index.html` というURLにアクセスがあった場合、Webサーバーは「public_html」ディレクトリ内にある `index.html` ファイルを探して表示します。 * **セキュリティ:** 重要な設定ファイルやデータベースへのアクセス権限とは別に管理されることが多く、Webサイトの公開部分と非公開部分を分離する役割も担います。 **public_htmlへのアクセスと設定** 一般的に、「public_html」ディレクトリへのファイルアップロードは、FTP(File Transfer Protocol)やSFTP(Secure File Transfer Protocol)などのファイル転送ソフトを使用します。レンタルサーバーによっては、cPanelやPleskといったコントロールパネルから、Webブラウザ経由でファイルを管理できる場合もあります。 サーバーの設定によっては、「public_html」以外のディレクトリを公開ディレクトリとして設定することも可能ですが、最も一般的で標準的な場所として広く認識されています。 **よくある疑問** * **「index.html」の重要性:** 「public_html」ディレクトリにアクセスがあった際に、特定のファイル名を指定しない場合(例: `yourdomain.com` へのアクセス)、Webサーバーはデフォルトで `index.html`、`index.htm`、`index.php` などのファイルを検索して表示しようとします。そのため、Webサイトのトップページには通常 `index.html` という名前で保存します。 * **権限設定:** 「public_html」ディレクトリやその中のファイルには、Webサーバーが読み取れるような適切なパーミッション(アクセス権限)が設定されている必要があります。通常は `755`(ディレクトリ)や `644`(ファイル)などが推奨されます。 * **隠しファイル (.htaccessなど):** 「public_html」ディレクトリ内には、Webサーバーの挙動を制御するための `.htaccess` ファイルなどを配置することもできます。これにより、リダイレクト設定、URLの書き換え、アクセス制限などが可能になります。 Webサイトをインターネット上に公開する上で、「public_html」ディレクトリの理解と適切なファイル管理は非常に重要です。
